09/06/04 15:19:55 aLP3yj200
エイズ患者は氏ねとか、そんな非道い事よく平気で言えるよな。
俺は免疫が落ちた時にかかる病気にたまたまなって、医者にHIVの検査を薦められたのでこの間保健所に行って来た。
検査までの間一ヶ月間、もしも自分がエイズだったらどうしよう、親兄弟、親戚にも顔向け出来ない・・・
それにもし最愛の人にまで感染させていたら、どんなに償っても償いきれないどうすれば・・・と思うと夜も眠れなかった。
当たり前のようにあった日常や、自分の思い描いていた未来が音を立てて壊れていくのを感じた。
ひたすらHIVについてネットで調べたり、HIVの感染者のブログを読み漁り、そのHIVと共に懸命に生きる姿勢に感動し、涙もした。
自分がHIVになっていたら、ここまで強く生きる事が出来るだろうか・・・たぶん自分には出来ないだろう。
検査当日、まるで死刑台にでも向かう気持ちで保健所に向かった。
早期発見する事が自分の延命にも繋がるし、この検査をする事は自分にとってメリットしかない、と
しり込みする自分に必死に言い聞かせながら採血を終えた。
まさか自分がHIVのハズがない・・・
結果が出るまでの数時間、祈るような気持ちで保健所のHIV予防のセーフセックスのビデオを眺めていた。
高校生のカップルが出演していて、こいつらこんな若いのにHIVなのか可哀想に・・・と思っていたら別にHIVでもなんでもなく、
ただのヤリマンヤリチンカップルの性生活について楽しそうに話をしてるだけだったのでイラっとした。
そうこうしている内に自分の整理番号が表示され、結果報告の扉に入った。
結果は陰性だった。
良かった・・・本当に良かった!!
鬱屈としていた全ての感情が一瞬で晴れていくのを感じた。この時ばかりは信じてもいない神にまで感謝した。
俺は陰性だったが、検査までの一ヶ月間俺が感じていた気持ちは間違いなく多くのHIVの人が感じている物だったはずだ。
2chでHIVについての心無いレスを見るたびに傷つき、苛立ちもした。
でもそんな経験をした俺だからこそ、言えることがある。
HIVキャリアは全員今すぐ消滅しろ!!!
俺は自分をこんな気持ちにさせた、そしてこれからもそんな気持ちにさせる可能性のあるHIVキャリアを絶対に許さない!!