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「男に傘は不要」 那智 文江(保育園園長 61歳 東京都)
先日、たまの休日に街を散策していると、目を疑うような光景に出くわした。30歳前後の女性
が日傘を差して歩いていた。それはよいのだが、その女性の子供と思しき男の幼児が、日傘の下
で一緒に並んで歩いていたのだ。一人の教育者として、放っては置けない状況であった。すぐに
その女性に詰めより、子供を日傘の外に出すように諭すと、その女性は息子は肌が弱くて、強い
陽射しをあまり浴びせたくないと答えた。確かに、その日は真夏日とも思えるほど気温が高くて
陽射しも強かったが、それが何だというのだろう。寧ろ、そのような母親の過保護が子供をひ弱
な体に育ててしまうのではないか。夏なのだから、男児は強い陽射しをたっぷりと浴びて、肌を
こんがりと焼くべきだ。そうして一夏を過ごした男児が、肌の色を真っ黒にして登園してくると、
日頃は面倒な男児たちも少しは頼もしく見えてくる。問題は日傘だけに留まらない。雨の日の傘
も同じことだ。梅雨は過ぎたというものの、今後も集中豪雨などの多い日は続く。雨の日に傘を
差している男どもを見ていると、どうにも歯がゆくてたまらなくなってくる。男子たる者、雨に
濡れて颯爽と歩く位の豪快さを見せて欲しいものだ。それで風邪でもひいたらどうするとの反論
もあるだろうが、それこそ、雨に濡れる程度で体調を崩すような軟弱男に育った自己責任である
し、降った雨に責任転嫁するのは筋違いというものだ。それに、男に傘を持たせると、社会治安
上の問題にもなりかねない。男はすぐに感情の制御ができなくなる生物であり、そうすると手に
した傘が途端に凶器に変貌するからだ。それが証拠に、雨上がりの後など、傘を振り回しながら
歩いている男児の姿をよく見かける。あれは既に、傘を凶器として用いる為の潜在意識が働いて
いるのである。以上の理由から、男どもからは傘を一切没収するべきであり、男は雨にも陽射し
にも負けない肉体を作るよう、毎日全裸で一日じゅう乾布摩擦をするとよい。実際、我が園では
男の園児にそうさせている。