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「言葉だけなら簡単だ」
秀里 音子(学生 23歳 東京都)
前々から考えてきたことがある。男というのは醜悪で不快なだけでなく、思考そのものが安易な
連中であると。男どもの日頃の言動を見聞きしていればよくわかる。男はいつも口先だけ、言葉
だけである。言葉はいちばん楽で安易だ。口から出すだけでいいのだから。女性たちは、実際に
社会を担っていかなければいけないし、維持していかなければいけない。大変な役目を背負って
いる。「努力している」「頑張っている」などという虚言だけで済ますわけにはいかない。だが、
男どもは、「自分たちが経済復興を成し遂げた」「自分たちが社会的基盤を築いてきた」「いま
の日本社会の発展は男たちの血と汗の結晶だ」などと、なんの根拠もないようなことを、言葉を
言ったり書いたりするだけで済ませている。そして、いまの社会を支えている卓越した女性たち
の活躍や、その見事な成果からは目をそらし、それに対する自分たちの低能ぶりには目をつぶり、
あったかどうかも分からない、勝手に頭の中にすりこんでいる「過去の栄光」なる幻想に浸って
いる。間もなく参議院議員選挙の投票日である。昨年の衆議院議員選挙からここまで来て改めて
認識したことだが、男の政治屋どものやることといえば、やはり口先だけの結果の伴わないもの
だらけであった。そればかりか、社民党の卓抜な女性党首を閣僚から罷免するなど、日本を繁栄
させんと尽力する優れた女性たちの足を引っ張り続け、国を貶め国際的信用を失墜させるような
失策を重ねてきた。今度の選挙の後も、また同じことが繰り返されるのだろう。男どもにとって
重要なのは自己の保身だけであり、国民全体の幸福を考える有能で誠実な女性たちに比べたら、
社会に対する重要度や責任の度合いから言って、まったく乞食に等しい連中だ。もう一度言うが、
言葉だけなら簡単だ。実を伴ってこそ初めて優秀さを証明できるのだと、世の男どもは銘記せよ。