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国歌の歌詞にも「男女同権を」 オーストリア女性相が要求
【ウィーン共同】偉大な息子たち、娘たちの故郷―。オーストリアのハイニッシュホーゼク女性担当相が
「偉大な息子たちの故郷」との一節がある同国国歌で女性も等しくたたえられるべきだとして、歌詞に「娘たち」も
加えるよう訴え、与野党間で議論になっている。
23日の地元紙クリアによると、中道左派、社会民主党出身の女性担当相は「女性の成果が歌詞で認められれば、
素晴らしいことだ」と強調。歌詞改正に必要な閣議での合意に向け、全閣僚に働き掛けるという。
この動きは、オーストリアの女性歌手が政府の教育改革キャンペーンの一環で「偉大な息子たち、娘たちの故郷」
との替え歌を歌ったのがきっかけ。
社会民主党と連立政権を組む中道右派の国民党閣僚も「国民の多くが望むなら改正すべきだ」と議論に応じる考えを
示す一方、野党の極右、オーストリア未来同盟は「ほかに取り組むべき課題があるはずだ」と反対を表明。
国歌の作詞者の著作を管理する出版社も「著作への侵害」として改正中止を求めている。
国歌の歌詞は第2次大戦後に制定された。
2010/01/24 15:23 【共同通信】
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