09/08/18 06:10:58 js9RijFf
> 雇用機会均等法
上野千鶴子は江藤淳との対談で男女雇用機会均等法はフェミニズムの敗北だと思っていると言っている。
つまり、日本人の超々時間労働の基準に男女とも合わせなくてはならなくなったということだろう。
これに類することは勝間和代（まあこの人を支持するかは私としても微妙なところである）も言っていて、
今の日本の労働者、またその置かれている環境は「労働一神教」が支配していると言う。
本当は生活、人生のための労働なのに、労働がいちばんになると、
家庭では居づらくなるなど、マイナス面が多くなり、
また、欧米では長期バカンスを取ることを前提に働くから労働生産性、能率も向上する、
はじめから長時間労働のつもりでいれば時間あたりの生産性は低下すると。
勝間和代は外資系に転職した時、有給は全部消化するように、
しかも、2週間は連続で休むように言われ、休みを有効に使えたと言う。
今、週刊漫画誌「モーニング」の「エンゼルバンク」の後に2ページのこうした評論を書いている。
カルロス・ゴーンのように働くことを肯定しているような先入観があったので意外だった。
ようするに自分で選んだ仕事でも休みもろくにとれない状態だったら、
楽しくなくなり、時間あたりの生産性も低下するということ。