10/02/13 23:17:16 OJzVHC9+
女性が子供を産むと尊さを軽んじると、益々少子化になる。
政府の果たす役割は、安易な出産奨励ではなく、
子どもを望む夫婦や女性が、産み育てたいと思えるような環境を整備することであるはずです。
しかし、安倍首相の施政方針演説では、「子どもは国の宝」と言われ、
また、「家族の素晴らしさや価値を再認識することも必要」だと言われました。
このように「少子化対策」が「家族の価値」と重ね合わせられたり、
元厚生大臣の柳沢のような「産む機械」発言をみるとき、
子どもや女性を、あるいは家族を、
国のための道具とのみみているのではないかとの危惧を禁じ得ません。
現在、非正規雇用へと追いやられる女性の数は増え、
そのため、極めて緩慢ではあれ縮まりつつあった男女の賃金格差には拡大する傾向が出てきています。
このような状況が、安心して子どもを産み育てられるものでないことは明らかです。