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なぜここまで捏造してまで言われないといけないのか?
巨額サギ事件に簡単にダマされる不思議
2009年02月17日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●「もうかりまっせ」に弱い
オレオレ詐欺の連中が逃げ出すくらい、絶対ダマされない「大阪のオバチャン」。ところが、2月に入って大阪人が儲け話にコロコロ騙
(だま)される事件が相次いでいる。
「関西一の女相場師」の投資話に乗って15億円が騙し取られたのに続き、「元バレーボール全日本女子代表」を名乗る女実業家には7
3億円、そして12日には、経営コンサルタントが持ちかけた未公開株に200億円以上出資していたことが分かったのだ。
カネを騙し取られた中には男性も少なくないが、振り込め詐欺に強いはずのオバチャンたちまでがなぜ巻き込まれたのか。
「実は、数年前に"還付金詐欺"が広がった時も、大阪のオバチャンたちがよく騙されました。これは、税金など払いすぎた分が戻ると思
わせたところが彼女らを刺激したようです」(関西在住のジャーナリスト)
大阪のオバチャンは用心深いはずじゃなかったのか。
「大阪人の気質と深く関係しています」
こう指摘するのは、県民性に詳しい「ナンバーワン戦略研究所」代表の矢野新一氏。
「商人の町らしく、大阪人は経済感覚が鋭く、商人魂というべきものが体に染みついているので、ひょっとしたらお金や物が自分に戻っ
てくる話に気持ちが動かされるのです。自慢げに儲かった話をするのも定価との差額を得したとか、見返りがあったと感じるからです。
だから百貨店でも平気で値引きを要求する。全然恥ずかしくないのです」
オレオレ詐欺の場合は、これと反対だ。
「オレオレ詐欺は、自分がお金を振り込む話です。払うだけで一銭も入ってこないので興味がわかないし、むしろ警戒する。いくら息子
や娘をかたって騙そうとしても引っかからないわけです」(矢野新一氏)
大阪のオバチャンがオレオレ詐欺に強いのは、特段用心深いとか肝が据わっているわけではなく、単純に「得しない」と直感するから突
っぱねていただけだったのだ。そういえば、「もうかりまっか」が大阪の挨拶だった―。
(日刊ゲンダイ2009年2月14日掲載)
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