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ハリウッド映画[アトム」の制作過程でアトムの文化的背景をキリスト教圏の人々に理解させるのは
至難の業であったと原作者の息子でもあるプロデューサーの手塚氏は述べている。
アトムは天馬博士が自分の死んだ息子に似せて造ったが成長しないのに失望して
つらくあたりアトムは家を出る。
キリスト教圏ではこれは男の子の虐待にあたりアトムがそんな親に見切りをつけ家出
独立するのは大変好ましい前向きな肯定的な「良い子」としか考えられない。
しかし、日本の文化的背景では親の期待をかなえられず親を見限り
親を捨てて家を出る少年は『悪い子』なのだ。それを理解されないと
アトムのメンタル面の文化的背景を理解することができない。
その原作の文化的背景を理解してもらうのが一番のハードルであったと
手塚氏は述べている。
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