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※ エレクトラ・コンプレックス
自分にペニスがないことの発見から、エディプス期が始まる。それまでは男児同様に母に
愛着をもち、強く結びついて女児は、力の象徴であるペニスがないことに弱い自分を感じて
傷つく。その欠けているペニスを父親に何とかしてもらいたい思うと同時に、父に対する
あこがれと羨望を抱く。
これをペニス羨望といい、男児が去勢不安を中心に発達が展開されるのとは対照的に女児は
ペニスを持たない母に対して失望や劣等感、そしてそんな自分を生んだことに怒りを感じる。
また、それまで依存対象であった母から愛着が父に移行する。すると、母が逆に憎悪の対象になる。
劣等感、無力感からのがれるために父や男の兄弟と自分を同一視し、彼らの服装や行動を真似て、
いわゆるおてんば娘になる。
このペニス羨望は、男児方がより父親に結びつき、母親に愛されているように感じる。
さらに女児は身体的にも男児に比べて劣って、損しているように感じる。それで、ますます
父への羨望が強まる一方、母への失望と憎悪が深まる。
これら三つの複合した観念をエレクトラ・コンプレックスという。
女児はこれを克服した時、真の女性性を身につける。それには女児の母は、
愛着を感じる父に愛される母でなければならない。その時、女児はペニス羨望を放棄して、
母に同一化してその女性性を獲得することが出来る。