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【労働環境】男の育児休業:「前例ないだろう」「やる気あるのか」…育児を阻む企業風土 [08/04/06]
スレリンク(bizplus板)
兵庫県の元運輸会社社員の男性(38)は03年末、上司の人事課長に育児休業を願い出たが、
却下された。当時長女は1歳。妻(37)は病気で、選択肢は限られていた。
会社の従業員は約500人で、創業は大正。女性でも育休を取りにくく、古い会社だと思っていた。
そんな風土に風穴を開けたい、という思惑もあった。
3カ月後、この課長から突然、人事異動を告げられた。
異動先は会社が事業の委託を受けている接客関係の職場。勤務時間が不規則で、「明らかに報復人事だった」。
自分を買ってくれていた幹部が交代したことも響いた。
「あいつはうるさいやつだ」との評価になっていたことは気付いていた。
新しい職場は早朝出勤も多く、子どもを市内の実家に預けてしのぐ日々が続いた。
だんだんと追い詰められる日常に憤りが募り、「働き方を変えるしかない」と決意した。
退職は05年2月。「会社勤めはまた同じ目に遭う」と思い、自営業(保険代理店)を選んだ。
ファイナンシャルプランナーの資格も取ったが、顧客開拓は容易ではない。収入は3割ほど減った。
それでも、勤務時間の融通が利き、仕事と育児の両立が可能になったメリットの方が大きかった。
昨年には、長男も生まれた。
退職後、元同僚から異動はやはり報復的なものと示唆された。
男性は「男の育休は、『男は仕事、女は家庭』との考えが強い地方では煙たがられるだけ」と話す。
ソース
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