08/01/08 21:39:30 XHzsHf3w
今、「負け犬ハウス」の建築プランに携わっている。
友人のお母さん(シングルマザーで働いて友人を育て東工大を出した)が、
老後は娘に世話をかけたくないと、仲のいい同世代で共同住宅を作ることになり、
ノウハウと専門家へのつてを持っている娘(友人)がプランニングを担当し、
私も仕事で得たノウハウで協力している。
お母さんの友人に土地を持つ人がいて、彼女が土地を提供してそこに建てる。
この冬休みに、その地方都市に行って打ち合わせをしてきたんだけど、「負け犬」たちの
元気なこと。みんな一生懸命働いてきた人たち。シングルマザーもいれば、離婚して
一人の人もいれば、独身を貫いた人も。
プライバシーを保てる個室と共同で使う施設と、長い付き合いで距離感のわかっている
人たちだから、プランはうまくまとまった。それぞれが一人で暮らすより、ずっと
効率的で、経済的で、エコで、安心な生活ができそう。
「負け犬」には調理師や看護師もいて、みんな自分の得意分野で貢献する。
往診してくれる医師や介護サービスも確保できた。
友人も私も無料で請け負う代わりに、将来の自分達の負け犬ハウスの参考にする。
最近、友人は「負け犬ハウス」作りを本業にしようかと言い始めてる。
老人だけではなく、ちゃんと働いてるのに生活が厳しい非正規雇用の女性たちの
共同住宅や、安心して子供を預けられる長屋みたいな母子家庭用の共同住宅や。
みんなで暮らせば安上がりで安心。