08/09/18 16:56:22 z+SDiYD8
「さっきあなたを見かけたときから、とても惹き付けられるものを感じてしまったの。今夜、もしよかったら、ベッドの上で私の相手をしてくれないかしら?」
1978年のある日、米国フロリダ州立大学のキャンパスでは、少なからぬ数の男性たちが女子学生からそんな誘いを受けた。
1人だけ、逆ナンパ好きの女子学生がいたからではない。
何人もの女子学生が、そんなふうに男性に声をかけていたのである。
そして、彼女らに誘われた男性のうち、75パーセントの男性が彼女らの申し出を受け入れた。
その75パーセントの男性たちは、みんな夜が待ち遠しくて仕方がなかっただろう。
しかし、誘いをかけてきた女子学生と実際にその晩ベッドインを果たした男性は皆無だった。
“75パーセント”という数値が出ていることから察せられるように、これは実験だった。
実験を指揮していたのは、同大学で社会心理学を教えていたラッセル・クラーク教授である。
教授は、「現実世界において、見知らぬ異性からの性的な誘いに応じやすいのは男女どちらなのか」を
なんとしても調べたいと考えていた。