08/09/15 09:10:31 6Okhe106
女性という名のケーキをデコレーションしました。
デコレーションをして見栄えを良くすると、美味しそうに見える。
ケーキ職人はいかに美しいケーキを作るか、というところに心血を注ぎますが、
客からすれば、「美味しそうか、そうでないか」という二点しかありません。
両者、考え方の不一致はありますが、結果として美しいデコレーションをすると
客は喜ぶ。高く売れて店は儲かる。お互い不利益はありません。
見るだけで何も買わずに帰る客の多さに多少辟易しましたが、店は繁盛しました。
しかしある日、店に忍び込んでケーキを食い散らかす輩が現れました。
彼は、無銭飲食、不法侵入で逮捕されました。
「あまりに美味しそうでどうしても食べたかったが、金(金、男性的魅力、あるいは理性)
がなかったので忍び込んで食べた。
食べられたくないなら、ケーキをデコレーションしなければいい。
美味しそうなケーキを作っておいてただで、無断で食べちゃいけないなんて
我侭だ、ご都合主義だ。ケーキ職人に非がある」
彼と、彼を擁護する弁護士は叫びました。
大多数の人間は彼らの意見をきいて、何と馬鹿な人間がいたものか、と呆れました。