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【社会】「女性は、推測を記憶に取り込んで誇張した」…痴漢の罪に問われた男性無罪 - 名古屋簡裁
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JR中央線の電車内で女性の胸を触ったなどとして、愛知県迷惑防止条例違反(痴漢行為)の
罪に問われた同県総務部の男性職員(43)に対する判決が三十一日、名古屋簡裁であった。
山本正名裁判官は「被害女性の供述は信用できず、痴漢をしたという証拠はない」と述べ、
無罪(求刑罰金五十万円)を言い渡した。
男性は昨年一月十三日朝、JR中央線の勝川-大曽根駅間の電車内で、当時
二十二歳だった女性の太ももに自分の下半身を押し当てたり、胸を触ったりしたとして、
昨年八月に起訴された。現行犯逮捕された直後は事実を認めていたが、公判では無罪を主張していた。
山本裁判官は「男性の股(こ)間と女性の太ももの高さには十六センチの差があった」
として押し当ての事実を否定。胸を触った行為も「一瞬のすれ違いで当たったに
すぎず故意はない」と述べた。
また、検察側立証の柱となった被害女性の供述を「推測を記憶に取り込んで誇張した」と
指摘した上で「警察官は供述から犯人を男性と決めつけ、客観的な裏付けを怠った。
男性が一時的に事実を認めたのは『認めれば罰金で済む。職場には言わない』という
誘導や強圧的な取り調べがあったため」と批判した。
判決言い渡しは三時間に及んだ。男性は判決後「正しい判断に感謝する。捜査機関が
えん罪に気付いたら『引き返す勇気』を持ってほしい」とコメントした。
名古屋地検の津熊寅雄次席検事の話 意外な判決だ。上級庁と協議して適切に対応したい。
*+*+ 中日新聞 2007/11/01[**:**] +*+*
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