07/09/07 22:38:35 NsyZFywj
>>846
「事実婚や非婚カップルが子供を作る事の否定」をしているのではなく、事実婚の推進が
非婚女性にとって、子供を作ることへのインセンティブにはならないと言っているのだが。
いずれにせよ、企業社会や地域社会が一体となって、子育てしやすい社会を構築することが、
少子化解決のためにはまず必要だと私は考えている。
あなたの言う「一夫多妻」は興味深いし、私はそういう選択肢があってもいいと思う。
しかし、「女が平均以下の男の子供なんて生みたくない」というのには若干疑問を感じる。
その「平均」が何を基準にしたものなのか(収入なのか、IQなのか、容姿なのか)不明だが、
自分の望む「質の高い」子種が得られないから子供を産まない、「質の高い」子種が得られるなら
子供を産む、という女性が、少子化の大勢に影響を及ぼすほどの数で存在するとは思えない。
確かに複数の女性に自分の子供を産ませている男性は存在するが、必ずしも彼らが「質が高い」
とは言えないのではないか。むしろ現実には「女にだらしない」と言われる属性だけが共通する、
幅広い層と質の男性であろう。
でなければ、世の婚外子たちは、婚姻内の子に比べて概して「質が高い」はずであるが、
通常の偏差に収まっている。事実婚や婚外子の多い北欧等でも同様である。
もし、独力で子育てをするに十分な余裕を持った(生計のパートナーとしての相手を
必要としない)女性が「質の高い」子種を求めるなら、便利で確実・安全な精子バンクの
需要が高まるだけではないだろうか。それを「一夫多妻」と呼ぶならそれでもよいが。
もちろん、事実上の一夫多妻を含め、選択肢が広がることは悪くないと思う。しかし、それが
現行の結婚制度の問題点をすべて解決するわけではないし、そこには新たな問題が生まれるだろう。
他人同士がつがい、子を設け、一人前の大人に育てることに、絶対的な解などない。
最終的に責任を負うべきは、他人とつがい、子を設けることを選択した個人であろう。