07/09/06 02:00:14 tLhy1XzW
>>834
そのページは外国人が日本について調べた歴史だから
文献に多く残る中央に近い人々の結婚の概略のようだ。
日本はずっと農民が9割を占める農業国で、
農村では各地で様々な風習と結婚形態が有り、
時代による簡単な分類は難しい。
例えば、村祭りの夜の夜這いや乱交が公然と認められた地方の
農村では、血統的に事実上の多夫多妻であり、
子供は村の子で村落のみんなで育てる意識が有ったらしい。
また、村人の血が濃くなるのを防ぐために、旅人が来ると歓迎し、
女をあてがって妊娠させ、村の子として育てる風習なども、
今風に言えば村公認のシングルマザー制度だし、
女をよそからさらって来て、レイプして嫁にする事が認められた
地方さえ有ったらしい。
一般の人が思ってるより、結婚や性に関する風俗というのは
歴史的に多様で奥が深い。
日本の文化は多神教だからこその奥深さがあり、結婚や性風俗について
儒教やキリスト教、日蓮(笑)など、一面的な考えで「まとも」かどうか
「普通」かどうか「善悪」を判断する事は、避けなくてはいけない。
今、自分が信じてる考え方や善悪、信じ込まされてる考え方や善悪は、
どういうルーツで、どういう歴史と思想によってそうなっているのか?
様々な思想や価値観を知った上で自分なりの判断を下してるのか?
それとも、単に何者かに刷り込まれただけの考え方や善悪なのか?
日々自問自答し、常に迷いながら生きて行こう。