07/09/04 04:01:50 ucyyHy6x
人類が猿から人間に進化した時点では結婚制度などなく、
それでも人類は子供を作り育ててきた。
本来、結婚制度は恋愛以外の結婚形態(見合いや親による強制)が
普通だった時代に、財産の継承や当事者の権利を守るために発達した。
そういう歴史的な経緯の中で離婚に法的な障害を持たせている。
(特に、家制度の中で嫁に行く立場の女に有利で男に不利な障害を)
しかし、そういった歴史における結婚ではなく、恋愛結婚なら
どちらかの恋愛感情が冷めて同居が嫌になったら別れるのが筋。
(だから現在は性格の不一致で離婚が認められる場合がある)
それを前提に子作り子育てするのだから、恋愛結婚の場合、
親が別れた時でも、子供を共同して育てる覚悟が実は必要。
そして、それを最初から覚悟するなら、事実婚だろうとシングルマザーで
男が協力する形をとっても特に問題が無いでしょう。
両親に覚悟が有れば、たとえ両親が別れたとしても子供は安定して育てられる。
しかしながら、恋愛結婚の本質が現状の結婚制度というものに
隠されてしまうと、多くの既婚者がそうで有るように、別れた後の
子育てという点を曖昧にして安易に子供を作ってしまう。
そして、どちらかの恋愛感情が冷めた後に、トラブルとなって、
泥沼の離婚騒動になり易い。
恋愛感情が一生続くならば両親が結婚してようがしていまいが子供に問題はない。
両親の恋愛感情が冷めた時、両親が結婚してるのと、してないのと、
果たしてどちらが子供の為になるのだろうか?
子供にとって本当に必要なのは両親の結婚という形式?
それとも両親の覚悟?
子作りする時、別れた後の子育て問題を両親に覚悟させないのが結婚という幻想では?