07/11/21 19:14:51 sA/Mp0XT
>>924
例えば『懲戒の部屋(新潮文庫)』は、『痴漢冤罪』が題材になっていて
近年の『冤罪事件』を予見したかのような内容で、リアリティがある。
かつて『噂の眞相』に連載されたエッセイ『笑犬樓寄りの眺望(新潮社・文庫もあり)』では
『女が逆セク・ハラに走るとき』や『聞く耳持たぬ前時代的フェミニズム』などの
『反フェミエッセイ』を書いている。さらに同書の『男はみんなミヤザキツトム』では
当時跳梁跋扈していた『バブル女』を『男性を平気で傷つける言葉を吐き、のっけから結婚の対象として
自分の好みに合わぬ男性を吐き捨てるが如く言葉でこれを蔑視し』とこき下ろしている。
この批判の内容は現在でも十分通用する。
この他にも、『くたばれPTA(新潮文庫・表題作と『女権国家の繁栄と崩壊』は必読)』や
他人の忠告を聞き入れない女市長が出てくる『傾いた世界(新潮文庫)』も一読されたし。