07/04/06 02:59:30 u11K2wYN
「結局、この世界は、まだまだ男性中心社会だと私は思います。
アメリカの大学のように開放された場所でも、むしろ頑強なほど男性社会の骨格があって
そこで自立した仕事をしながら男性の学者たちと協同していくには
いろんな知的生活の技術が必要となる。
自分をはっきり表現しながら生きていくのは、どんなに聡明な女性にも難しい印象を持ちます。
じつに優れた、魅力的な人がしばしば結婚にも破綻してしまう。危機を乗り越えたうえでも
アカデミズムで彼女たちが生きていくのはなお、難しい・・・・・」
中央公論4の、279P~280P
「だから、私は工作してきたし、工作する」