07/08/15 01:02:19 n4+IyJwF
女権拡大がうまくいったのは、女性間での競争力格差が小さく、
女性がフェミニストが提示する「女性差別」を共通認識とすることができたから。
男性の場合は男性間の競争力格差が大きいので、「男性差別」が男性共通の認識に
なりずらい。
競争力上位の男性には、競争力下位の男性が叫ぶ「男性差別反対」は負け犬の
たわごとに聞こえる。すると競争力下位の男性は上位の男性を敵視しはじめる。
そして上位の男性はそれをさらに負け犬の反抗とみなし、
彼らの「男性差別反対」をルサンチマンと見なすようになる。
競争力下位の男性がいくら「男性差別反対運動」を叫んでも、無駄だと思う。
「男性解放」を叫んでもなおさら無駄。
競争力上位男性に向かって「お前らには哲学がない」などと噛みついても
笑われるだけだ。
競争力上位の男性が道徳観・倫理観から男性差別を認識しないかぎり、
「男性が進める男性差別撤廃運動」は開花しないであろう。
余談だが、最近の競争力上位女性の中には、男性差別的な女性優遇に反対する者も
現れてきている。案外こんなことが、競争力上位男性に考える機会を与えるかもしれない。