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祖父と小４孫の火災死、母親を殺人・放火容疑で逮捕
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三重県桑名市で今年２月、小学４年の男児と、救出しようとした祖父が死亡した民家火災で、同県警桑名署は４日、男児の母親で、この家に住む無職伊藤美雪容疑者（４８）を、殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕した。
調べによると、伊藤容疑者は２月１３日午前８時ごろ、自宅２階の寝室に灯油をまいて火をつけ、寝ていた二男政人君（当時１０歳）を殺害した疑い。
政人君を助けようとした祖父の武尚さん（同７１歳）が一酸化炭素中毒で死亡し、伊藤容疑者も全身やけどで一時、意識不明の重体となっていた。
外部から侵入した形跡がないことなどから、同署は伊藤容疑者による犯行の疑いが強いとみて調べていた。伊藤容疑者は「当時のことは覚えていない」などと容疑を否認しており、同署が動機などを追及している。
（読売新聞） - 12月5日11時19分更新