06/11/02 15:31:34 2fqo33qT
ネットカフェ情報を日々の思いと共につづる。「一緒に頑張りましょう」などの書き込みも
増えた。「心が温まって、この生活から抜け出そうと決心した」
5万円をため、10月下旬、唯一残っていた運転免許証を身分証明にして、長野県の
工場に派遣契約が決まった。月収は16万円。寮にパソコンがないのでブログは中断
したが、「生活を立て直したらブログを再開し、悩みを聞いてあげるのが今の目標」と話す。
宿泊もできる多機能のネットカフェは、99年ごろからできた。日本複合カフェ協会に
9月末で、1320店が登録している。全国55店舗を展開する加藤博彦会長(52)は
「料金がサウナやカプセルホテルより安く、フリードリンクなどの特典もあって、都市部で
特に宿泊利用が増えている」。
東京・池袋、席数150の大型店店長は「一晩の泊まり客は平均140。大きなかばんを
持ち何度も見る常連さんはそのうち約1割」と話す。
●メールでSOS
「ネットカフェ転々。助けて」「もう、こんな生活疲れました」
生活困窮者を支援するNPO法人自立生活サポートセンター「もやい」の湯浅誠事
務局長(37)の元には04年ごろ、こんなメールが若者から届くようになった。今では
月2~3件ある。
湯浅さんは「生活が困窮したフリーターは確実に増えており、都市で見えない存在と
なってホームレス状態になっている。行政は、そのグレーゾーンにも目を向けていく
べきだ」と話す。