06/12/10 17:03:10 iZVwOpI/
3時頃、テレ朝で冤罪事件の特集やってた。
『浜松幼児殺害事件』
1991年8月、静岡県浜松市のA子さん宅で5歳になる二男が殺害された。
風呂場の浴槽に頭を浸けて溺死させるという残忍な手口であった。
奇妙なことに、この事件をめぐって2つの“自白”が存在する。
(1)母親A子さんの供述テープ。
「お風呂場の方に行って、二男の両足つかんで、湯船に漬けちゃった…」
(2)当時A子さんが交際していた男性の供述テープ
「お風呂場に行って足首を持った?」「はい」「水を飲ませたわけ?」「はい」
“自白”した男性・河合利彦さん(47)は、公判では一貫して
「自白は結婚も考えていたA子さんをかばうためだった」と無罪を主張するが
A子さんの「風呂場で二男を宙吊りにしていた」という目撃証言が
決め手となり、懲役7年の有罪判決が確定してしまう。
事件から9年…
刑期満了で刑務所を出所した河合さんは、その足で記者会見を開いて訴えた。
「犯人は別人だ! 死亡推定時刻、私は犯行現場にいなかった!」
なぜか警察が無視した検視時の遺体状況を元に死亡推定時間を鑑定すると
河合さんが不在時の犯行となり、アリバイが成立するというのである。
さらに、弁護団が開示請求した河合さんの自白テープの中に、
検察側のミスで、犯行を自白するA子さんの供述テープが紛れ込んでいた!
このA子さんの“自白”は、河合さんが“自白”する3日前のことだったが、
すでに河合さんを逮捕した後だったので、警察が「黙殺」したものと思われる。
河合さんはこれらの新証拠を元に去年5月、東京高裁に再審請求を行った。
はたして、再審という重い扉は開くのか? 河合さんは言う。
「人生の14年間を無駄にされ、ものすごい苦痛と苦悩を味わった。
請求の内容には300%の自信を持っている。
顔と名前をさらしてでも、身の潔白を証明したい…」
テレビ朝日 ザ・スクープ
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