06/07/19 20:04:44 gMk2XuiH
結局、ハゲというのは、まあ普通に考えれば「男が年を取っている」証の
ようなものだよね。で、かつてはそれなりに「人生経験」なり「知恵」なり
を「期待させる」ような意味があったんじゃないかと思うな。逆に言えば、
ひげも生やさず、髪もふさふさ、というのは「いまだ未熟」の象徴でもあった。
(ただし、「ハゲた本人」にとっては、「フケた」象徴だから、あんまりありが
たくはないことだっただろうけどね)。
つまり、もともと「ハゲる性質」は、何ら淘汰の対象となるような「欠陥」で
もなんでもありはしなかった、というだけのことなんだよね。
(これは余談だけど、水中で「闘争」するとすれば、つるつる滑る体より、髪の毛
を掴むんじゃないかな。となると水中戦ではハゲは有利だったかもw)
しかし、ある段階で「年を取っていること」それ自体に価値を認めないような
「社会的価値感」が生まれた。文明化していく過程と対応しているのかもしれな
いね。「老いて、死ぬ」という運命を遠ざけたいから、「老いる」ことを嫌うよ
うになったのかもしれないし…。