07/11/08 05:55:41 Eh7xreDn0
>>278
ベルリオーズのLes Troyensはそれこそ採算が取れなくなるでしょう。
大合唱にバレエそしてパントマイムに子役。
本国でやっても赤字覚悟なのに日本に大舞台を持ってきて2,3回の上演じゃ無理だと思うわ。
>>招待券はスポンサーとか大使館関係にばら撒かれるのが通例
私も昔東京に住んでいたときはパートナーの大使館特権でただ見させてもらったわ。
そのおかげで、ダブルキャストの両方の舞台を見れたこともある。
1回はちゃんと自分でチケットを買って、もう1回は劇場に行って何々大使館ですが
招待されているはずですがっていうと、あわててわざわざ無理矢理チケットを工面してくれるのよね。
大使館という肩書きがはばをきかせた、古き良き時代だったわ。(筑波の科学博wも列ばず お土産付きのVIP席よ)
マイヤーの声質と鼻声、ワルトラウテの語りをあれだけ聴かせる巫女的な演技力は予言者カッサンドラにあってると思うけど、
あの人フランス語はどうなのかしら?
Les dialogues des Carmelites わたしもすきだわ。
数年前にアムスでまたみたし、来年近くの音楽学校で生徒の手によって演奏されるので楽しみ。
でも家で聴くと私の犬たちはギロチンの音に異常に反応するのよ。(ナガノのやつ)
>>277
わたしは、一流どころの歌手と演奏家の当たり外れのないお子様から爺婆まで安心してみれる舞台だけが
オペラの醍醐味じゃないと思うんだけど。
絵画や美術と同じで何見ても聴いても自分の趣味を高めるための肥やしになると思うわ。
でも値段を考えるとそうも言ってられないだろうと思うけど。
映画でも本でも毎回金太郎あめみたいじゃ飽きるだろうし。
それだけの金を使うのなら、日本人の手による演奏・舞台のほうにまわしてほしいけど、
それがビジネスとして成り立つかといえば無理だろうし。
難しいところよね。
>>278さんのおっしゃるとうりで、アリアーヌやヤナチェックを持ってきたのは英断で、
これからの日本で芸術を愛する人たちへのいい意味での試金石になってくれるといいと思う。
今日の書き込みLes Troyens並みに長いわ。