07/10/14 05:41:23 IUbfVEQ+0
>>176
姐さん、落ち着いた謎解きありがとう。
さすが大人ね。
=====長いのがイヤな人はここからは読まないように=====
でもそういう大人の人なら、モーゼぐらい我慢できるんじゃないの?
新ウィーン学派はお嫌い?
私、日本にいるときルルの全曲(チェルハ補作のほうをわけて2分冊のやつ)スコアを買って必死に勉強したわ。
好きな作品よ。
やっぱり「モノリトミカ」とか「鏡像カノン」とか、間に一場を挟んでいちおうソナタ形式で作曲しているところとか、
いちおう存在するほとんどの速度記号を使って最後はグラーヴェに減速していくところとか、
あと話し言葉からシュプレヒシュテンメを経てアリアに変わってまた逆の進行で話し言葉に変わるところなど、
ベルクがいろいろと音楽理論を取り入れて仕掛けをしたところなどは、ちゃんと楽譜を見て聴かないと面白みは少ないと思う。
私が最後にルルを見たのは、数年前のアムスでの上演だけど、その時は3幕なしのルル組曲の後半をつなげて終わりだったけど、ものすごく欲求不満だった。
あれは、ベルクが好んだ鏡像構造をストーリーにも組み込んであるんだから、
最初の幕で3人の男たちを虜にして破滅させたルルが、2幕中間で頂点に立ったけど、ドクトルシェーンを殺害後は下り坂。
それで3幕の後半にはそれぞれ3人が二役として戻ってきてルルの存在や生命を完全に消してしまうところでまく。
それで3幕がなかったら尻切れとんぼです! 最近はオペラも本当にオペラのことを知っていたり、愛していないんじゃないかと思うような人が、つくっている場合もままあって.....。
そう言えば、かなり以前に東京に住んでいたとき、オペラのことなど知らない人がいたのを忘れていて、
ルルを聴きながら書き物をしていて、最後の場面でその人を思わずショック死をさせてしまうようなことを思い出したわw
nein, nein, nei, gyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaagwaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
また長いと文句いわれそうなので、ここらで。