09/04/05 22:51:06 5VF1Zj0v
彼らは「どうしてゲイになったの?」という質問の仕方にやたら噛み付きます。
そうして「じゃああなたはどうして異性が好きなの」と質問を返して相手を混乱させ、
「そうなんです、そういうことなんです」と済ませようとする。
確かに、明らかに覗き見趣味のような気持ちで性癖について探ろうとしてくる人というのは
問題外、論外であり、しかしこれは別に同性愛・異性愛に関係はありません。
そういう人は普通に「そこまできいてくるのは失礼だし言いたくない」とはねのけていいかもしれません。
しかし本当に素朴に「どうしてゲイになったの?」と聞いてくるノンケにまで噛み付いていては
理解が得られない。そのことにゲイリブはいつまでたっても気づけません。
とはいえ、ゲイリブは同性愛の理解をなんとか普及させたいという思いから
何度も何度も同性愛のことや自分のことを説明する機会を踏んできたのでしょう。
その上で「もう同じことを何度も説明するのはイヤ!」というヒステリーに陥ってしまった。
彼らにはそういう経緯があるです。
ですが、それでも理解を得るためには何度も同じことを説明しなければならない役目は負うべきなのです。
また、「どうしてゲイになったの?」という質問を投げかけてくる人の意図というのは、
おおむね「どのあたりで意識し始めたのか」「心は女なのか男なのか」
「小さい頃はどうだったのか」「いつゲイだと確実に自覚するようになったのか」など
そういった区別や分岐点を訊ねてきてるだけの素朴な意図だったりします。
こういった質問というのはノンケがノンケ同士で
「彼女初めてできたのいつ」とか「初体験いつだった」とか「初恋いつだった」とかいう
会話をすることの延長なんです。ノンケはそんな会話を通して人と繋がってったりするところがある。
ゲリブイはまさにゲイであるがゆえにノンケのそういう文脈にいたことがないので
そう訊ねられてしまう事がどういう意味なのかということに気づけないんですね。
そう、ノンケはまさにゲイもまた性愛を持つ人間だということを認めているからこそ、
「どこでどうなってどんな経験してきたの?」と訊ねているんです。
だから「どうしてゲイになったの?」と訊ねられるたびに噛み付いていてはだめなんです。
それこそ同性愛のことを知ってもらうチャンスなのですから。
さらにいうと、「自分はゲイになった」という自覚を持つゲイを、ゲイリブは隠蔽しています。