08/07/02 23:12:19 UNkHkRB/
質問します。
ゲイのセクシャリティの発生・発達上の要因のうち、後天的なものについては、
フロイトの精神分析学で肛門期に当たる時期の性的な外傷体験もしくは抑圧されたリビドー発散の発現型がゲイであるとの議論にはどのように考えておられますか?
勿論同時期の分離不安や父性への渇望など他にも心因となりうるライフイベントはありますが…
ゲイの中でも肛門愛やファザコンの有無は人それぞれでしょうし、むしろ同性愛の場合は特徴的なパーソナリティーとしては自己愛の強さが際立っているような印象も強いです。
その意味で広義のエディプスコンプレックスとゲイの自我・超自我との関連についてどう考えておられますか?
もしゲイが快楽に忠実で刹那的傾向が強いと考えたら、相対的にゲイは超自我が優位だと結論できると小生は考えていますが、更にエスまで逆上って考える必要がありそうですか?
あと、ゲイカルチャーのヒエラルキー構造においては一般社会に比べて、ユングの述べるところの普遍的自我が特徴的であり、その意味で先天的要因は無視できないと考えています。
しかし、子孫を基本的には残さないゲイの遺伝情報が太古から現代に至るまで踏襲されていることを考えると、決して優勢学的な偏見ではないものの、一般的な進化論(環境への適応度に相関して遺伝子が収束)には収まらない点についても御意見をお聞かせください。