10/05/25 05:01:04 Y270dckH
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発達障害者の中にも、一般の健常者同様、同性愛の人は大勢存在します。
現時点では発達障害と同性愛に関する統計的なデータや研究結果は
存在しませんが、自閉症やアスペルガー症候群の人たちは、一般の
健常者よりも同性愛の割合が高いのでは、という印象を抱いている
医療関係者・研究者も多いです。
現代社会では異性愛が中心とされ、同性愛は排除や隠蔽の対象と
なりがちなので、仮に同性愛の傾向を持って生まれた子どもの場合でも、
育っていく過程で、異性愛の方向に恋愛観や好みが矯正されていくことが
多いです。
他方、発達障害の人は社会的な規範からの影響をあまり受けないため、
同性愛が増えるのでは、と考えられています。
また性転換願望(トランスセクシュアリティー)についても、
同じく統計的なデータや研究結果は存在しませんが、一般の健常者よりも、そ
のような願望を持っている割合が高いのでは、という印象を抱いている
医療関係者・研究者も多いです。
スウェーデンなどの北欧諸国では、性転換手術の事前審査の際に、
アスペルガー症候群の疑いがある場合は、精神科の受診を勧められる
こともあるそうです。
なお、自閉症スペクトラムの人の中には、性的なものに全く
関心を示さない「性的無関心」(アセクシュアリティー)や、
他人の性別の判断ができない「性盲」(セックス・ブラインドネス)の
人もいます。
性盲のアスペルガー症候群の男性が、周囲の人の性別が分からずに、
女性用の更衣室やサウナに入ってしまう事例も報告されています。