08/02/18 10:25:58 nPtKt54b
そう、これは僕が中学生のころの話だ。
ある朝、学校につくと教室でブスが「あたしストーカーにつけられている!」
などと発狂していた。その勢いや凄まじく僕が席に着くや否や凄いスピードで僕に向かってきては大声で
「お願い今日一緒にかえろう!!」といわれた。
その口から唾液が飛んでくることを容易に予測できていた僕は、強く目をつぶっていた。
ルンペンのような顔をした少女は続けて言う。
「ああ、プエさん、怖い、あたしストーカーがこわい、
やだ、あたし想像しちゃった、帰り道、二人きりで歩いてるあたしたちの背中を見たストーカーが
あたしを切りつけて、そしてそれを守ろうとした速水もこみちみたいな顔をしたプエさんの頭に血が流れている、」
「あたし、あたしこわいよ、こわい、ああああああああああああああああ」
僕の顔はもうつばだらけだった。
・・・そして僕は気づいた。
人間には本当に恐ろしいもので、生活の中で気づかないうちに思い込みを忍ばせてしまっている。
そしてそれがこういったように、人間関係に支障をきたすということがある。
現に僕はここで、自意識を刷り込んでいった。
『オレ、オレオレ。きたぜオレ様のターン。ずっとオレのターン!いくぜオレ!!』
その結果僕は何をトチくるっているのか刷り込んだ挙句マリカーをネット対戦しようと言い出したのだ。
本当にどうかしている。
本当に僕は、どうかしているんだ。
でもこれらはひとつの思い込みで、それに気づけただけまだ良かったのかもしれない。
そして僕はこれを受け入れて生きてみるよ。ありがとう、にちゃんねる。