09/09/09 23:27:22 WS0YUWce0
>>201続き
しかし入れ墨やパーマネントメイクアップ施術部分に起きる可能性にある
合併症等の危険性を恐れるあまり、医師の勧めるMRI受診を拒否することは
より深刻な事態を招くことになりかねません。入れ墨やパーマネントメイク
アップの施術を受けている場合、事前にレントゲン技師等の専門家に伝えて
おくべきです。それは合併症の危険を回避し、心からの満足を得ることにも
つながるのです。
● 最も発生しやすい問題:施術に対する不満
入れ墨施術に対して寄せられる最も多い要望はその除去である、とToombs
博士はその著書の中で述べています。入れ墨とパーマネントメイクアップの
除去には大きな困難が伴います。入れ墨施術の技術レベルは個人差によるひ
らきがあります。1999年6月発行の『The Journal of the American
Academy of Dermatology』に掲載された記事(J.K.Chiang,S.Barsky, D.M.
Bronson執筆)によれば、アイラインへの入れ墨施術において最も大きなトラ
ブルの原因となるのは不適当な部分(誤った部分)に入れられたピグメント
(色素)です。参考として、施術者に入れ墨の工程等を確認しておくとよい
でしょう。また入れ墨施術を受ける際には、失敗した場合の想定も含めて十分
に考慮しましょう。
施術直後の仕上がりに満足したとしても、入れ墨は徐々に退色していきます。
また施術者がピグメント(色素)を皮膚に深く入れすぎた場合にも施術部分か
ら周りの皮膚に色移りし、結果として滲んだ(ぼんやりした)印象になって
しまいます。