07/12/31 11:19:46 la5RjSSL0
クリスマスイブの日、寒いし出かけても人多すぎだからということで
彼女の部屋でダラダラ酒を飲むことにした。
彼氏彼女とはいいもののセックスはおろかキスさえしてなく、
友達の延長で付き合ってた感がある中での初彼女の部屋INだったので
ドキドキもしたが相変わらずリラックスしきりの彼女にそのドキドキ感も失われ、
「こいつこの尻から俺に放屁かます気じゃね?」寝転がる彼女をみながらそんな危惧さえ感じていた。
ただおかしなことが一つ、彼女がやけに話す時の距離を縮めてきてたということだった。
しかし俺はアホだから「ああ、こっちすわりてえのか」と距離を詰めた分、微妙に腰を浮かせて離れてた。
そんな和気藹々話しながらに妙な距離の駆け引きが行われたわけだが急に彼女が黙り込んだ。
で「ねえ」と俺が「ん?」というと「ねえ」。
だから俺はまた「なに?」というと「ねえ・・!」と。
ここでようやく気付いた、この日の彼女の覚悟を。
俺はやっぱりアホだから「キス・・しちゃっていいのかな?」と聞いてしまった。
「聞くな」と彼女はいいながら顔を近づけてきた・・・が直前で待ち、俺から行かせるという
男を立てる気遣いを見せた。
で、その微妙に待ってた顔がね、その一瞬の間がね。
愛し過ぎて可愛過ぎて、恋愛感情過多っていうのかな。
その日はセックスはしなかったけどそのまま抱きついたりすりすりしたりして
要するに初イチャイチャして終わった。
でもなんていうのかな、なんか全てを手に入れたような幸福感と達成感があった。
ナイスイブ、ナイスキリストアシスト。
バンザイクリスマスケーキ。