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もっと四国を輝かせたい JR四国、新トップ2氏会見
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
JR四国の次期会長予定者に決まった松田清宏社長と次期社長予定者に決まった
泉雅文専務は25日、高松市の同社本社で記者会見をした。
泉氏は「もうすぐJR四国が発足して約25年。20年、30年後のJR四国がどうあるべきかを
考えざるを得ない時期」と強調。松田氏は「社長としてJR四国を輝かせたいと取り組んできた。
これからは、四国を輝かせるよう努力したい」と話した。
泉氏は、JR四国の4代目の社長となる。「企業経営は駅伝」と、社長の交代で大きく
方針が変わることはないとしたうえで「20年、30年先を考えて、本当に四国に鉄道は必要なのか、
必要な鉄道であれば高機能化、活性化しなければならない」と述べた。
さらに「都市間を結ぶ交通機関は基本的には安全とスピードが大事。四国の鉄道は非常に高速化が
遅れている」と、高速化を課題に挙げた。
人口の多い瀬戸内側で高松・岡山-松山・宇和島に「新幹線とまではいかないものの、最高速度が
200キロくらいの鉄道にならないかと思う。四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会で、
そういう機運が出てくれば非常にありがたい」とした。
利用客に便利なICカードの導入も必要との考えを示した。
松田氏は「最初から6年間、全力投球しようと考えていた。その意味で、上手にバトンタッチできる
後継者を見つけられたのは非常に幸いだった」と語った。ただ、高速道路料金割引でJR四国にとっては
“逆風”の中でのバトンタッチとなることに「誠に心残りで残念だが、新社長はこの状況下でこの会社を
進むべき方向へ持っていける」と太鼓判を押した。
今後については「立場は変わるが、“もっと四国を知っていただく”“もっと四国に来ていただく”“
もっと四国を輝かせたい”をいろんな形でやっていきたい」と述べた。