10/01/31 17:08:50 cAE+EBiL0
・・・・・続き
して博多座が打つ公演のセンスのなさ。演者があほの様に沢山出る公演をよくやってるんだけど、そーなると演者の数だけ宿泊費が
掛かる。それにメインキャストはオークラあたりの良いホテルに泊まらせるのだそう(関係者談)で、それだけで経費がアホの様に
かかり、その他大勢のキャストもスタッフも人数が多いもんだからこれまた金がかかる。つまり、全公演のチケットが完売するくらいの
人気公演以外は、公演期間が長ければ長いほど赤字になる。これ、大声で言っちゃダメらしいけど、博多座の公演でペイできる、
つまり黒字が出せるものは宝塚と北島三郎だけだそうだ。その他の公演は赤、特に歌舞伎なんかは演者のギャラが高いから余計に
赤を出すそう。
福岡の他の劇場に来ている芝居なんかは、公演期間が短く演者の数が少ない芝居が多い。「期間短く演者少なく」これ、舞台の地方
公演での大事な事だと思う*2。短期間でも座席を売り切って収益を出して、経費を抑えて黒字を出す。こうして行かなきゃ東京やら
大阪でやってる面白い舞台が地方で公演を打つことがどんどん出来なくなってしまう。
なのに、なんなの博多座よ。こないだの決算で博多座設立以来初めての赤字を出したらしいけど(5億だっけ?)、そもそも今まで赤字
じゃなかったって方が驚きでこれからも赤字を出し続けて行くんだろう。
だいたい博多座のトップは福岡県(あれ?福岡市だっけ?どっちか忘れた)から派遣されて(天下り?)来てる人だそうで。そんな人に
舞台が分かるのか、と。せめて舞台好きの人間なのか、と。若者が興味を持ちそうな公演は皆無。舞台好きの人間を育てる気ナシ。
公演によっては平日夜公演の開演時間が16時30分。意味ワカンネー。勤め人に見せる気ゼローーー!!!それじゃあ北九州芸術
劇場に客持ってかれるのは仕方ない。北九州芸術劇場は頑張ってるもん。客のリクエストに答えていろんな劇団を連れて来たり、
演劇人を育てる為のワークショプもして(後の客になる)。博多座にはそれが見えないのだ。金を稼ぐ努力も見えない、文化的貢献を
する気も見えない。
こりゃだめかもわからんね