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トヨタ、米販社副社長が問題の早期公表求めるメール
2010年 04月 8日 12:20 JST
[東京 8日 ロイター]
トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)(TM.N: 株価, 企業情報, レポート)の世界的なリコール(回収・無償修理)につながったアクセルペダルの機械的な欠陥について、
米国トヨタ自動車販売(TMS)のアーブ・ミラー副社長(当時)が1月16日付の社内向け電子メールで、問題の早期公表を求めていたことが、ロイターの入手した内部資料で明らかになった。
トヨタは1月21日、米国で小型車「カローラ」などのアクセルペダルが戻りにくくなる問題があるとして約230万台を対象としたリコールの実施を発表したが、この電子メールは、
その5日前にすでに社内で問題が認識されていたことをうかがわせている。
この電子メールは、ミラー副社長から広報担当の小金井勝彦氏に送られた。ミラー氏はメールの中で「非常に言いにくいが一部のメーカーが製造したアクセルペダルに機械的な欠陥があり、これを隠しておけば顧客の安全を守れない。隠ぺいする時期は終わった」と指摘、
米運輸省道路交通安全局(NHTSA)と協議するためワシントンを訪問する予定だった米トヨタ自販のレンツ社長らが当局と何らかの解決法を見い出すことを期待すると書いている。
このメールについて、米トヨタ自販の広報担当者ブライアン・ライオンズ氏は「社内文書についてはコメントしない」としつつも、「昨今のリコールに至るまでの時期に様々な点でコミュニケーションが不十分だったことは公式に認めている」とコメントしている。