10/05/18 21:38:06 +iwhBC190
大阪中央郵便局、建て替え延期…オフィス供給過剰、オリエンタルランド進出断念
日本郵政とJR西日本は18日、大阪中央郵便局(大阪市北区)の建て替えを延期し、
2012年を目指していた超高層の複合商業ビルの開業を、当面先送りすることを明らかにした。
文化財としての価値が高いとされる同郵便局の保存方法がまとまっていないことや、
大阪市中心部のオフィス需要が景気低迷などで供給過剰気味となっているためで、
開業時期は改めて検討するという。
近代建築として保存を求める声があがり、日本郵政は09年の着工を延期。
保存範囲などについて総務省と協議している。現時点で工事を始めても、12年の開業に間に合わないという。
計画では、同郵便局とJR西日本が所有する周辺のビルなどを取り壊して、
地上40階建て(延べ床面積約21万平方メートル)のビルを建て、オフィスや商業施設、
オリエンタルランドが運営する劇場などが入る構想だった。
ビルの開業が大幅に遅れる見通しとなったことで、オリエンタルランドは進出を断念する。
大阪市内のオフィスの平均空室率は悪化を続けており、阪急電鉄が6日にオープンした
「梅田阪急ビル」のオフィスタワーも、開業時の入居率が約3割にとどまった。
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