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松下電器産業が4月1日付で「関西代表」を置くことになりました。
理由は創業の地、関西との結びつきをより密着にして、関西を中心とする西日本の自治体や
有力企業との関係を強化したり、
地域貢献や財界などの渉外活動を幅広くこなすため、と説明しています。
ただ、そうはいっても、本社のある大阪に関西代表を置くということは、
関西は関西代表にまかせて東京を拠点にして国内のシェアを高め、
さらに海外シフトを強めて「真のグローバル企業・パナソニック」に
脱皮することが本音ではないかと思います。
松下電器に限らず、東京シフトが強まっている理由はいくつかあると思います。
事業展開するうえで、取引先や小売店などへの交渉や説明は東京であれば、
すばやくできます。
同業者が多いので、情報量が違うといったこともあります。海外への情報発信も
東京のほうがはるかに手っ取り早いでしょう。
激しい競争がある東京のほうが技術力も育つ、との指摘もあります。人材確保からも東京移転のメリットは大きいとも言われます。官庁や政界との接点も東京にいれば、ただちに可能です。
また、広報IRと宣伝の面が大きく影響していると思います。
広報は商品発表から、決算発表、事業展開などさまざまな場面で記者会見などを開きます。
その際、新聞だけでなくテレビ、業界専門誌紙、一般雑誌、インターネット関連、広告会社などへ
ひとまとめに情報を流すのは、もはや東京でなければ難しいのが現状です。商品を宣伝する場合でも、
イメージガールなどのタレントが一緒に登場することが増えていますが、
それも東京であれば簡単です