09/08/04 13:36:12 tsOh+HNV0
私がいま問題にしているのは、駅の乗降客と駅前のショボさの反比例関係である。
なぜ富山駅が乗降客の割りにショボイのか。
それを各地の類型都市との比較によって炙り出そうという試みである。
その一つの回答がベッドタウンである。
これはご指摘の通り、正確には大津などのような完全なベッドタウンという意味ではなく、
同一経済圏にある強力な拠点中枢都市にストローを受けて衰退しつつある都市と言ったほうが良いかな。
つまり自らの中心駅が他都市へと向かうための中継点と成り果ててしまった都市たちの群である。
そのために乗降客の多さと反比例する中心駅前の空洞化という現象が起きているというわけだ。
その典型的な例として、以下の都市をサンプルとして比較しているのである。
津駅前 URLリンク(www.oregayuku.com)
佐賀駅前 URLリンク(www.oregayuku.com)
富山駅前 URLリンク(www.oregayuku.com)
上記3都市は驚くほどの酷似。これが買い物客が県外流出する被ストロー都市の現実である。
そして信じられないことだが、以下に示す3都市の駅よりも上記3都市の駅は全て乗降客数が多いのである。
福井駅前 URLリンク(www.oregayuku.com)
松山駅前 URLリンク(www.oregayuku.com)
徳島駅前 URLリンク(www.oregayuku.com)