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名古屋の異質性
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既にお気づきだと思うが2つの文化を比較するだけでも名古屋の文化は日本的、いや世界的に少し異質のものである。
ではなぜ名古屋は異質だと感じるのかを考えてみる。 まず、言葉による壁が挙げられる。名古屋弁は「みゃあみゃあ」、
「ぎゃー」、「だがや」に代表されるような発音を持つ。その特徴は濁音を多く含み、あまり綺麗な印象を与えない。
これを受け入れられない人もいるのは納得できるが、使ってみるとかなりエネルギーを節約して喋ることができるので、
効率的(この効率という言葉は名古屋を読む上でのキーワードでもある)であるし、馴染んでしまうことも多い。
また、他の地方の方言で もかなり独特なものもあるので、言葉だけで異質性を説明するのは不十分である。
次に、考え方の違いを挙げてみよう。名古屋は人口は多いにしても大都会の東京、大阪、 福岡などとは大きく異なり、
人の移動が極端に少ない。よってプライバシーなどを気にし なく、よそ者を受け入れない排他的な村社会になってしまうのである。
そこに転勤を命 じられた人が入っていったら面食わされることになるのは明らかである。
また、名古屋人 はケチであるとよく言われるように名古屋人は非常に合理的である。それゆえ映画を観た り、
音楽を演奏したり、絵を描いたりといったことは時間の無駄であると考え、文化不毛 の地とさえ言われるようになってしまったのである。
逆に直接金を儲ける生産活動には力 を入れる。名古屋人の価値観は「質より量」であり、
おみやげの「ういろう」や結婚式の引き出物はまさにそれを物語っている。
お金を出して買う物は大きさと重さのある物理的な物 として残らなければいけない。それが名古屋人の価値観なのである。