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三重県からシャープ撤退?
シャープ 生産体制を見直し
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シャープ 生産体制を見直し大手電機メーカーの「シャープ」は、世界的な景気悪化を受けて、
競争力を強化するため、これまで国内だけで行ってきたテレビ用の液晶パネルの生産を海外に
移すことを含め、生産体制を抜本的に見直す方針を正式に発表するとともに、堺に建設中の
新工場をことし10月に稼働させることを明らかにしました。
シャープの片山幹雄社長は8日、東京で記者会見し、収益力を向上させるためテレビ向けの
液晶パネルの生産体制を抜本的に見直す方針を正式に明らかにしました。
具体的には、三重県の亀山第1工場などの生産設備を、今後も需要の伸びが見込める中国など
の海外に移し、現地メーカーと提携して生産することなどを通じて収益を確保したいとしており、
複数の海外メーカーと交渉を進めています。シャープは、最先端の技術の流出を防ぐためとして
テレビ用の液晶パネルの生産を全て国内だけで行ってきましたが、コスト削減をさらに進めて
競争力を確保するうえで、こうした体制は維持できないと判断しました。
これについてシャープの片山社長は「最先端の技術であっても日本からの輸出はもはや困難で、
来のビジネスのあり方を抜本的に変える必要がある。為替変動に業績が左右されないようにする
ためにも、世界の主な消費地で生産する『地産地消』を進めたい」と述べました。
これと合わせて、大阪・堺市に建設中の新しい液晶工場についてはことし10月から生産を開始
することと、この3月期の決算の最終赤字がこれまでの1000億円から1300億円に膨らむ
見通しも発表されました。