08/11/19 19:55:20 FW5XoA8O0
熊本市の目指す最終目標は「州都」。
州都になるためにはまず政令市への昇格が欠かせない。
本来、政令市への昇格条件は「人口80万人以上で、なおかつ近い将来100万人を超え
る見込みのある都市」とされているが、現在施行されている特例法下では「70万人を
超えさえすれば政令市への昇格申請を総務省に提出可能」となっている。
したがって、特例法の期限を逃せば熊本市の政令市昇格への道筋は遠のき、白紙に
戻る。そして最終目標たる「州都」への目も限りなく細狭となるのは自明。
平たく言えば、都市圏で合併に賛同してくれる自治体は別にどこでもよく、人口要件
を満たすために数多くの町々と合併したい。欲を言えば合併政令市の中でもより多く
の統合人口を稼ぎたいというのが本音。中核市であった頃は新潟や静岡、それに浜松、
岡山あたりと比べても熊本市の方が格上であったことは周知の事実。それが政令市へ
先行昇格されただけで、こちら側が低く見られるのは不本意。
九州内の中心都を福岡から奪還するための"州都誘致"は100~200年に一度のチャンス。
その稀少なチャンスを周辺自治体の反対で逃してはならない。
今回の合併で何が最優先事項であるのかを都市圏の合併対象自治体は理解して欲しい。