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八王子市長を告発へ 市民グループ
選挙事務所無償借地で
八王子市の黒須隆一市長が1月の市長選の際、市発注の工事を請け負っていた業者から移動選挙事務所の用地を無償で借りていた問題で、市内の市民グループが週明けにも、市長を公職選挙法違反(特定寄付の禁止)の疑いで地検八王子支部に告発する。
公選法では、用地を無償で借りるのは寄付に当たり、請負業者から選挙に関する寄付を受けることは選挙の公正さを図る点から禁じられている。
黒須市長は選挙期間中の1月22日から25日にかけて市内4か所に移動選挙事務所を設置。そのうち、25日の設置場所は、市と請負契約にあった土木会社から同社所有の土地を無償で提供されていた。
市議会の答弁などで、黒須市長は市選挙管理委員会に提出された選挙運動費用収支報告書に記載された個人名を引き合いに出し、「寄付は個人からのもので、問題ない」としている。
しかし、登記簿などによると、25日に土木会社社長から提供された駐車場は会社の所有地で、それに隣接した土地の所有者も社長以外の人物となっている。
市選管に提出された選挙事務所設置の届け出書の所在地も会社の駐車場と明記されていた。
また、黒須市長は移動選挙事務所の設置場所についても、「選対のスケジュールで動いていて、私自身は場所も所有者もまったく知らなかった」と話している。
公選法130条などは、候補者が設置場所を把握することを義務づけており、これにも抵触する疑いがある。
市民グループのメンバーは「土木会社の駐車場の無償提供は公選法に抵触する可能性が極めて高い。厳正な捜査、処罰を求めたい」と話している。
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