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村田製作所、仙台を主力工場に 1000人規模
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電子部品製造大手の村田製作所(京都府)が、仙台市泉区の泉パークタウン工業流通団地内に
計画している新工場の概要が16日、分かった。
社員1000人以上の主力工場にする方針で、2009年3月に携帯電話の基幹部品の生産を始める。
設備投資額は当初3年だけで100億円を予定。計画通りに増産が進めば、工場は別会社とする。
仙台市泉区に富士フイルムが所有する12万1000平方メートルの敷地と工場2棟(延べ床面積4万4000平方メートル)を
7月下旬に譲り受け、11月に試運転を始める。
新工場は当初、8月に解散する富士フイルムフォトニックス(宮城県大和町)から引き継ぐ技術者約150人を中心に運用。
計画では11年末までに社員を600人にし、操業後5年以内に1000人規模に増やす。
需要の伸びによっては、村田製作所グループ工場で最大規模の2000人まで増やすことも検討。
将来は開発機能も担う方針で、大学院修了から高卒まで幅広く採用する。
村田製作所の表面波フィルターの世界シェアは約35%でトップ。生産は金沢村田だけで、携帯電話メーカーから
災害リスクに備えた拠点分散を求められていたという。
金沢村田製作所の佐々木文雄社長は「仙台は優秀な人材を確保できると期待している。
開発機能を持った主要拠点に育てたい」と話している。
富士フイルム所有の工場は、デジタルカメラ向け部品工場だったが、東芝への生産委託に伴い閉鎖された。