08/07/12 13:29:32 6zo1WPJc0
金沢市が狙う政令市は、他の都市と少しスタンスが違う。
金沢市では、まず人口増加が著しい野々市町と合併することで、法律上の政令市昇格可能人口50万人をクリアし、北陸の中心都市だとして、特例で政令指定都市に昇格することを認めさせようと考えている。
つまり、他の50万都市とは違うんだ、仙台市や広島市などと同じような中枢管理都市だとして、例外的に扱うよう働きかけるというのである。
北陸の中心都市というのを、隣接県から認めてもらうというより、金沢市が50万の政令市になることで、国からお墨付きをもらうという、かなり虫のいい考え方である。
もし金沢市が、50万の政令市になれば、今後議題に上るだろう道州制問題でも、当然のごとくとして、北陸州の州都になる事を主張するであろう。
いまの石川県の政治力であれば、有り得ない話しでもないが、余りにも傲慢なやり方だとも言える。
しかし、その金沢的なやり方が、野々市町との合併議論にも現れてしまった。金沢市の強引な主張が、野々市町関係者の反感を買っているようだ。