08/04/25 00:22:16 UM+xd0U70
■ 地下鉄東西線 経済効果は6758億円 仙台市
仙台市は9日、2004年度の着工を目指す「地下鉄東西線」の整備効果の試算をまとめた。
整備後で生まれる「移動時間短縮分」など交通面での効果を、30年間で総額6758億円相当と予測。
東西線の建設、用地費の見込み額2408億円の2.81倍に当たる経済効果が上がると分析している。
試算は国土交通省の「鉄道プロジェクトの費用対効果分析マニュアル」に基づき実施。
東西線が整備されない場合と比較し、その経済効果を着工前年(2003年)の時価に換算した。
市は交通面以外の「社会・経済の視点」からの影響も予測。東西線が整備されない場合に比べて(1)市内の人口が5.7%増加(2)企業の経済活動が効率化するなどして市民所得が8.9%上昇-などの好影響があるとした。
市都市整備局は「東西線が、社会的に非常に効果の大きい事業であることが確認された」などとしている。
■ 地下鉄南北線 経済効果は約8300億円
市は今年1月、地下鉄南北線(1987年開業)についても「開業後30年間で約8300億円の経済効果があり、費用対効果は2.35倍」などとする検証結果をまとめている。
仙台市地下鉄東西線 2004年度着工
・国の補助金
東西線では建設時に603億円の国庫補助金が交付されます。さらに国から753億円の地方交付税が手当てされます。
・企業債
東西線建設費の一部915億円は、仙台市交通局が企業債を発行して調達し、開業後に運賃収入などで返済していきます。
・高速鉄道建設基金
平成14年度末現在の残高は約480億円。
毎年40億円程度を積み立てていますので、今後も高速鉄道建設費用を充分まかなうことができます。