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後温泉三ツ星効果 欧州の観光客増加
松山市の道後温泉本館が、昨年発刊されたミシュランのガイドブックで最高評価の三ツ星を獲得。
発売以降、欧州からの観光客が徐々に増加しており、予期せぬミシュラン効果に関係者から喜びの声が上がっている。
フランスのタイヤメーカー・ミシュランは、レストランやホテルを格付けする従来のガイドブックに加え、2005年から観光地や観光施設を掲載したガイドを発刊。
日本を紹介する「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」は、07年4月にフランスで発売された。
同社のライター4人が、7カ月にわたって日本の観光地を巡り、集めた情報を集約。県内では、松山城や松山ユースホステルなどが掲載されている。
国内で3ツ星を獲得したのは、姫路城(兵庫県姫路市)や東大寺(奈良市)など51施設。
道後温泉本館は、四国で唯一の三ツ星施設で「2000年以上の歴史を持つ温泉地の、称賛に値する遺産。日本中で知られており、夏目漱石も度々利用した」と紹介している。
宿泊施設として県内で唯一掲載された松山市道後姫塚の松山ユースホステルは、フランス人利用者が急増。
昨年4月から11月末までに110人が訪れた。
オーナーの平野博昭さん(60)は
「06年は1年間で72人だった。突然増えたので不思議に思っていたら、多くの人がミシュランのガイドブックを持っていた」と驚いている。
道後温泉旅館協同組合の後藤雅俊事務局長も、「道後の歴史が評価されたのだろう。かいわいでも、外国人を多く見るようになった」と効果を実感している。
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