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鹿児島ではかつて「エノコロめし」という犬飯があったという記述が
周達生『中国食物誌-中国料理あれこれ』創元社,1976年 P.87
大田南畝『一話一言』
薩摩にて狗(いぬ)を食する事」という項があり、
薩摩にては狗の子をとらへて腹を裂き、臓腑をとり出し、
其跡をよくよく水にて洗ひすまして後、米をかしぎて腹内へ入納、
針金にて堅くくりをして、其まま竈の焚火に押入焼くなり(略)甚美味なりとぞ。
是を方言にてはゑのころ飯といふよし。高貴の人食するのみならず、薩摩候へも進む。但候の食に充るは赤犬斗を用るといへり」と、
その料理法までも紹介しているとある。