07/10/12 15:04:53 VfW4+ihk0
分譲マンション タワー決戦激化 JR仙台駅周辺
URLリンク(www.kahoku.co.jp)
仙台市のJR仙台駅周辺で、分譲のタワーマンション建設が相次いでいる。駅の半径500メートル
圏内に、12―31階の7棟(総戸数約1000戸)が2009年までに建ち、活発な都市開発をけん
引している。一方で供給過剰を懸念する声もあり、開発各社は「タワー決戦」の様相を呈している入居
者獲得にしのぎを削る。
三菱地所が青葉区五橋1丁目に建築しているパークハウス仙台五橋タワー(23階)は11月の完成。
西側には、住友不動産のシティタワー仙台五橋(28階)が08年4月に完工する。
若林区五橋3丁目では、アパグループが3棟のアップルタワーズ仙台(30、19、18階)を同年
9月までに完成させる。隣にホテル(20階)も建ち、4棟のビル群が形成される。
駅を挟んで東側の若林区新寺1丁目には、三井不動産レジデンシャルと東京建物が2棟のミッドプレ
イス仙台タワー&レジデンス(31、12階)を建築中。09年9月の完成を目指す。
間取りは主に3LDK、4LDKで、価格は3000万―4000万円台が中心。中には、2000
万円を切る低価格な物件もあれば、高層階には1億円を超す「億ション」もある。
市中心部はタワーマンションのほか、高層オフィスビルの建設ラッシュが続き、地価を引き上げ、開
発のミニバブルに沸いている。
市内の不動産関係者は「マンションがこれほど大量供給されるのは仙台では過去に例がなく、市場の
活況を引っ張っている」と指摘。その一方で「供給過剰の印象は否めず、勝ち組、負け組が出てくる」
と見通す。
開発各社とも眺望の良さや免震構造、豪華な設備を売りにし、PRに余念がない。天然温泉を引き
込むなどし、差別化も図る。
入居募集が本格化しているパークハウスは現時点で約8割の入居率を獲得。開発各社は「業界内で
『タワー決戦』と言われるほど、競争が激しい。生き残るために特徴を前面に出し、入居者獲得につ
なげたい」と話す。 2007年10月11日木曜日