09/08/03 07:43:35 cpM01oif0
「わっしょい百万夏まつり」を主催する同まつり振興会が、祭りのコンセプトや
内容の変更を検討している。北九州市の「旧５市意識」を一掃して市民の心を
１つにする当初のコンセプトについては「一定の成果を挙げた」とした上で、
祭りの拡大や市外からの集客を目指す。年内にも方針をまとめる。
小倉祇園太鼓や黒崎祇園山笠など市内各地の夏祭りが集合する形は維持する。
百万夏まつりは、北九州市制２５周年を記念して１９８８年に始まった。
振興会は０７年１０月、内部に商工会議所や青年会議所など若手１０人でつくる
「未来構想検討委員会」を設置し、昨年３月に中間答申を振興会に提出。
市が環境を重視していることから「環境負担の少ない祭り」を目指すことや、
「わっしょい百万冬まつり」の開催、夏まつりの期間延長などの方向性を示していた。
今年の夏まつりでは、北九州市出身で映画監督の青山真治さんや詩人の
平出隆さんが、振興会の依頼を受けて視察した。２日に開かれた検討委員会
との意見交換会で、青山さんは「初めて見たが壮観で『生きた祭りの博物館』
のようだった。演出や広告の手法を変えてはどうか」と話した。
＝2009/08/03付 西日本新聞朝刊＝
URLﾘﾝｸ(www.nishinippon.co.jp)