07/08/28 23:17:49 LCN2GAVd0
岐阜駅前に43階建て、地方にも波及する超高層ブーム
超高層マンションは首都圏だけの特別な現象ではない。
岐阜市、広島市、福岡市などでは、初めての40階以上の超高層マンションが建設されるなど(建設中を含む)、
超高層化の波は確実に地方にも波及している。
JR岐阜駅前には「岐阜シティ・タワー43」が8月31日に竣工する(グランドオープンは10月)。
人口40万人の県都・岐阜市。
全国どこの地方都市にも見られるように、かつて栄えた中心市街地である岐阜駅周辺や、柳ヶ瀬地区の衰退は著しい。
加えて、ここ数年は大規模商業施設の閉鎖が相次いだ。
中心市街地の人口減少にも歯止めがかからない。
そんな停滞気味の街に、これまでの10数階止まりの岐阜のスカイラインを打ち破るように
43階の超高層マンションがニョッキリと姿を現した。
もともとこの土地は、バブル経済期に老舗百貨店進出の計画があったものの、
経済の低迷とともに計画が白紙に戻され、長期に渡って放置されていた。
岐阜市を含む岐阜駅西地区市街地再開発組合は、こうした状況を打開するため大型商業施設の誘致を断念。
駅前立地を生かして住宅を主用途とする方向に転換した。
中心市街地活性化に頭を悩ます地方都市が増えるなか、
今年5月、国から中心市街地活性化基本計画の認定を受けた岐阜市は、超高層マンションによっていちはやく活性化の弾みをつけた格好だ。
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